岩盤斜面のハザード評価研究小委員会議事

第6回委員会 (2007年6月29日)

(場所)土木学会会議室

(議事内容)
ワーキンググループ別に議論した後,合同会議を行った.

WG1)調査,対策の適用に際して,岩盤崩壊の規模を考慮して優先度を決定する方法や,地域的な代表崩壊モデルの設定などについて議論された.

WG2)事例収集や数値解析法の整理などぎについて議論された.

合同会議では,各WGの報告をもとに,今後の会議の進め方などについて議論された.

第5回委員会 (2007年4月13~14日)

(場所)保津峡における落石発生現場(現地検討会)

    京都大学桂キャンパス(委員会)

(議事内容)
委員会の今後の活動方針を中心に議論され,今後2つのワーキンググループ(WG)に分かれて進めることとなった.

1)危険箇所の特定と評価に関するWG
2)危険箇所の影響評価に関するWG

また,以下の話題提供があった.

(1)保津峡落石発生現場の説明と取り組みについて(中井委員)
(2)国道169号(奈良県)でH19/1月に発生した崩壊(小俣委員)

第4回委員会 (2006年12月22日)

(場所)土木学会会議室

(議事内容)
岩盤崩壊の予知・予測の可能性を中心に議論された.また,下記の話題提供があり,岩盤崩壊の予知,予測には,専門家の情報だけでは限界があること,住民や利用者の協力が不可欠であること,予知に対する過度な期待を打ち消すとことも重要,それらを踏まえて新たな取り組みを模索すべき,等の意見を頂いた.  

(1)北海道での岩盤計測に関する調査技術検討報告書(川北委員)
(2)同上の話題に関して(櫻井先生:(財)建設工学研究所) 

第3回委員会 (2006年10月13日)

(議事内容)
北海道えりも町黄金道路沿いでH16年1月13日に発生した岩盤崩壊の現場にて現地検討会を実施した.翌14日の委員会では,以下の話題提供とともに活発な議論が行われた.

(1)えりも岩盤崩壊について(日外委員)
(2)ハザードマップを利用した岩盤斜面ハザード評価の例(桑野:(株)ドーコン) 
(3)斜面ハザードDevelopment検討小委員会資料(中井委員)
(4)スイスで発生した岩盤崩落事故調査の紹介(蓮井委員) 

第2回委員会 (2006年7月14日)

(議事内容)
平成18年度道路防災点検に関する話題提供があった.これに関連して,レーザー測量などの岩盤評価技術向上にともない生じている新たな問題点等について議論が行われた.また,影響評価のための解析技術やハザードマップの作成法についても議論された.

第1回委員会 (2006年5月19日)

(議事内容)
委員紹介,活動方針について議論が行われた

話題提供:岐阜で発生した岩盤斜面崩壊について